ベースを始めてから1か月、初めての挫折を感じることはありませんか?
私はベース始めて4か月めの初心者ベーシストです。
始めたての頃は思うように指が動かなかったり、音がならなかったりとうまくいかないのはわかってはいるけど、面白くないと感じるでしょう。
でも、始めて2か月が経つ頃には徐々に今ある悩みは解決していきます、つまり上達していったということです。
この記事では、ベース初心者が1か月目にぶつかる代表的な壁と、それを乗り越えた具体的なアドバイスをお伝えします。
1. 指の痛みと疲労感
ベースを始めた最初の1か月間で、多くの初心者が指の痛みや疲労を経験します。
弦を押さえる力が不足していると、指先に負担がかかりやすくなります。
弾く方の手は擦れるせいで指の腹が炎症を起こしたような違和感が出てきます。
その結果指の皮が剥けたり、水膨れや血豆が出来ることがあります。
他にも、指を大きく開いたり、日常生活では単体ではほとんど使わない薬指と小指で太い弦を押さえたりします。
その結果、今まで動かしたことのないような手の筋肉が疲れたり、釣ったような感覚になることもあります。
これにより、練習を続けることが辛くなることもあります。
対策
最初は短い練習時間を繰り返し、少しずつ指を鍛えていくことが大切です。
1曲分の長さを演奏し続けることは始めた手は無理です。
私は1分も持ちませんでした。
他にもストレッチやウォームアップを取り入れることで、指の疲労を軽減できます。
2. リズム感の難しさ
ベースはバンドのリズムを支えるのが仕事の楽器です。
そのため、リズム感を養うことは非常に重要ですが、初心者にとっては難しく感じることが多いです。
対策
メトロノームを使った練習を習慣化することで、安定したリズム感を身につけられます。
簡単な曲から始めて、少しずつリズムに慣れていくことが効果的です。
これに関しては、まだ私も出来るようになったといえるかというと、言えません。
なのでゆっくり何か月、何年もかけて感覚を養っていく必要があります。
3. 基礎練の練習が必要
いきなり曲が弾けるわけないので、基礎練で技術をつけて少しずつ弾けるようになろうと誰もが思いつくでしょうが、基礎練すらまともに弾けません。
数日やれば出来るようになると思っていると挫折の原因になります。
そのため、基礎練習の練習が必要になります。
ゆっくり少しづつやるしかありません。
対策
基礎練も一曲だと思って練習することが挫折せず続けるポイントです。
基礎練習は実践で使うための練習ですが、基礎が出来るようになるまでが時間かかります。
基礎練習はyoutubeの動画を見ながら一緒に弾きながら練習するのがおすすめです。
徐々に追いつけるようになると上達したという実感も感じてモチベーション維持にもなります。
また指の動かし方や押さええる指がわからないときは再生速度を落としたり、何度も繰り返し練習できます。
基礎練習動画でおすすめな方はこちらの方です。
わたしも今も見ながらやっています。
一番最初の練習としておすすめなのが下の動画です。
4. 姿勢やベースを構える位置
ベースは重く、ネックも太いため、手首や腕に負担がかかりやすいです。
姿勢が悪かったり、構える位置が悪いことで長時間の練習が難しく感じることがあります。
対策
正しいフォームを意識し、無理のない姿勢で演奏することが大切です。
正しいフォームはヘッドを少し斜め前に出して、ベース本体も斜めに構えます。
立って弾くなら自然に斜めに構えられますが、座って弾く場合脚を組むが台の上に足を置くかすると斜めに構えられます。
また、ストラップの長さを調整し、最も弾きやすい位置を見つけることも効果的です。
5. モチベーションの低下
最初はあの曲を弾こうとか、あれやってみたいなどワクワクして始めようとしますが、当然1.2週間で出来るはずもないので、モチベーションが低下していきます。
実際、出来るビジョンが全く見えないので、自分には無理と思ってしまうとやる気がなくなっていきます。
私も最初はできないのは当たり前だしと思っていましたが、ベースを弾くのが当たり前の日課になってくる3週間が過ぎた頃、弾けるようになるのか?と気持ちが強くなってました。
対策
小さな目標を設定し、それを達成することで成功体験を積み重ねることが重要です。
自分の好きな曲を練習に取り入れて真似しようとするのでなく、なんとなく弾けるようになってみようと目標を変えると、モチベーションが下がりづらくなりました。
主にやったこととしては、
- 今日はサビだけ、イントロだけと部分的に弾くところを決める
- 出来るようになった技法に目を向ける(例:オクターブ奏法など)
- 基礎練習を少し難しめのものにステップアップする
- 好きな難しい曲よりも知っている簡単Ver.の曲を弾く
- 薬指と小指を重点的に動かす
私が1か月目の終わりごろから2か月目にかけて意識して上達を早く感じた方法です。
今日はサビだけ、イントロだけと部分的に弾くところを決める、出来るようになった技法に目を向ける(例:オクターブ奏法など)
どうしても1曲弾けるようになるが最終目標にしてしまうと、そんな簡単なものではないですが、部分的にみると1か月練習していると出来るようになっていることはあります。
基礎練習を少し難しめのものにステップアップする
基礎練習をステップアップするのは、難しいことをやった後で今までやってやつをやると簡単に感じます。
好きな難しい曲よりも知っている簡単Ver.の曲を弾く
youtubeに初心者向けに簡単にアレンジしてくれてるチャンネルもあるので知っている曲をとりあえずやってみると、意外と弾けるということがあります。
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薬指と小指を重点的に動かす
ベースを弾くときにうまく弾けない原因として薬指と小指をうまく使えないから難しくなることが多いです。
薬指と小指は日常生活では単独で使うことがほぼないのと、人間の構造的に単独で使いづらいようになっているようです。
なにで、その2本を育てると簡単に弾けるとかんじることがあるので、ルート弾きであえて薬指と小指だけ使ってみるなど意識して簡単な動きからやってみるのがいいです。
ただこれに関しては4か月目の私も、なかなかうまくいかないので、薬指と小指だけを見ても嫌になるので、ほかの4つと合わせて見た方がいいです。
まとめ
ベースを始めて1か月目に直面するこれらの壁は、誰にでも訪れるものです。
しかし、それぞれの課題に対して適切な対策を講じることで、確実に乗り越えることができます。
ポイントは焦らず、少しずつ毎日続けることです。
このブログは人前に立つつもりはなく、家で趣味としてベースを始めたいなと思っている方に向けた内容で書いていますが、そのくらい力を抜いてやったほうが楽しく続けられると思います。
少しづつにはなりますが、成長を感じながら一緒にベースの楽しさを味わっていきましょう。